「向流……お前の眼の色 さっきと違うぞ⁇」
相楽がそう言う。
「……マジか。
でも、俺には分からないからな……」
自分の眼の色なんて、鏡でも見ない限り 分からない。
「向流、いつから包帯してたっけ⁇
確か……、昔はしてなかったよな⁇」
"旼娥 隼" 明るい馬鹿で通ってる。
「御影さんが亡くなった後……くらいかな⁇」
「やっぱ、御影……とかって奴が向流に取り憑いてたんだろうな。
今、一時的に向流から離れているのかどうかは分からないけど……」
闇のグループの頭脳 "柄吠 維" 。
「まぁ、包帯で見えなくなるんなら それでいいじゃねーか。」
維の肩に手を回し 即座にその手を振り払われた "曽尚 郁" 。
「そりゃあ、目 閉じてたら何も見えないからな。」
曽尚は何も分かっていないような気がしてきた。
コイツのこういうところが怖いんだよな……。
何も理解できていなさそうなところが。



