「……何なんだよ、テメェ……向流‼︎
お前さえいなければ……」
騎亜が俺を睨んだ。
俺は別に悪くない……そのはずなのに……。
「悪い……、俺が……悪いんだろうな。」
「ゔ……あ"ぁ……」
突然うめき声が聞こえた。
「おい‼︎虜‼︎しっかりしろ‼︎虜‼︎」
閲覧席の方からした声。
「テメェが……変なことを言うから、虜は……‼︎
俺はテメェを許さねぇ‼︎」
さっき、俺が取り乱して名前を呼んでいった人の1人らしい。
「俺は……悪くない……」
「お前が悪いんだろ‼︎
お前が……あと7分で死亡とか 言うから……」
「……勝手に……声が出て……、俺が言いたくて言ったんじゃ……」
「関係ない‼︎
テメェの所為で虜は死んだ‼︎」
「……なら、俺は確実に死刑だな。」
俺はそう言って微笑んだ。



