騎亜は唇を噛み、ホルダーから銃を取り出した。
そして、銃口を自らのこめかみに当てる。
「……そこまで言われてしまえば、もう逃げ道がないじゃないか……」
銃のセーフティを外し、引き金を引いた。
バンー
呆気なく、騎亜は倒れた。
「……reborn」
俺の中の御影さんがそう言った。
その途端、騎亜は起き上がった。
「……クソッ、死なせてもくれないのか⁉︎」
「ちゃんと、然るべき罰を受けた後に処刑されて死になさい。」
騎亜は泣き崩れた。
誰もそんな騎亜の背中をさすってやったり、抱きしめてやったりはしなかった。
ただただ、目の前で何が起きているのかが分からなかった……その一言だろう。
「……衛兵、騎亜を捕らえろ。」
覇悪がそう言い、衛兵は騎亜を捕らえた。



