でも、これはロードからの命令。
果たさなければ、どのみち命はない。
Jokerとして、命令されたことを実行しなければ 制裁を加えられ 死に至る。
俺が 初めてJokerとしての仕事を終えた後、そのことを告げられた。
もう、後戻りはできなかったんだ。
今だってそうだ、後戻りはできない。
「……俺が村人を殺したのは、犯罪グループ……暗殺集団とかって呼ばれているGreatのJokerとしての任務遂行だ。」
息を呑む音が聞こえる。
まさか、噂しれていた通り 俺がGreatの所属していた、とは思わなかったんだろうな。
「それは、殺した村人……男と女 どちらもか⁇」
「男は任務だった……、女には姿を見られたから この世から抹殺する必要があった。」
「うーん……」
覇悪が声を上げた。
「俺は、向流が真実を言っているようには感じられない。
真実を言うにしては、あっさりしすぎだ。
Greatに所属していることが発覚した場合、その者 或いはその代のGreatは全員 処刑だ。
実際に、裁判で死刑が下されるとわかり、脱獄した向流からは考えられない。」



