eternal destiny


ただ、下を見つめた。

何もしないで、波風一つ立てないようにするのが 1番大切なことだと思ったから。

ギィー
重苦しい音と共に、裁判所の扉が開く。

入ってきたのはロード。

ロードはこっちに来て、蹴ったりすることなくそのまま席に着いた。

その様子を見て、騎亜が

「これより、裁判を行う。

被告人は向流 麟。
超越者で、闇のグループ 林猫班に所属。

罪状は、村人殺し……そして 逃走、脱獄。」

「向流に問う。
お前は、村人を殺した。

それは正しいのか⁇」

覇悪に問われ、俺は答える。

「あぁ、正しい。」

「誰の差し金だ⁇」

升麻が問う。

俺は息を吸い込んだ。
これから、言おうとしていること……それは自分がGreatのリーダー Jokerである、ということ。

そして、これを言えば 間違いなく 俺は死刑に処される。

歴代のGreatのメンバーもそう、全員 正体がバレて 処刑台に送られてきた。

俺もそうなるのか……、考えただけでも気が重い。

怖い。
地面にほぼ固定されている状態であるはずの足が震える。