ガシッー。

騎亜は、床に座り込んでいる俺の頭を鷲掴みして、

「なー、今の弾くらい お前だったら 避けれたんだろ⁇

お前のそういうところ、大っ嫌いなんだよ。」

そう言って、俺の腹を蹴る。

俺は、床に叩きつけられた。

「悪い………。」

「衛兵、向流を治療した後 地下牢へ放り込め。

……とその前に、ボディーチェックだな。
向流、立ち上がって 手を挙げろ。」