屋上手前の階段の踊り場。
わざと見えるように設置されている監視カメラ。
「ロード、向流です。
雷志と理羅を迎えに来ました。
魔法 解いて、部屋に入らせてくださーい。」
ここで、タメで話したら 本当……殺されてもおかしくないから ちゃんと敬語を使いました、あってるよな⁇
変じゃないよな⁇
『今回はそっちじゃねーよ。』
「嘘だろ⁇痛いから、嫌なんだけどな……。
ロード、信じますよ⁇」
階段の1番上まで登って 螺旋階段の中央、階段の巻きの中心目掛けて 頭から落ちていった。
スゥーと周りの景色が変わっていく。
そして、足が地についた。
いつまで経ってもこの感覚には慣れない。
「……ロード、雷志と理羅を解放してください。」
振り返ったロード。
顔には返り血がドッペリと付いている。
右手には血のついたチェーンソー。
ロードの奥に見える バラされた雷志と理羅。
「悪ふざけは辞めてください、ロード。
2人を元に戻してください。」
パンッと俺の首が胴体と離れ、跳んだ。
ロードにチェーンソーで首を刎ねられた。
……でも、こんなことごときでは死ねない。
俺の手は冷静に自分の首を持ち上げ 在るべき場所に首を置いた。
「戻れ。」
一声で俺の首と胴体場所またくっついた。
普通、魔法を使うときは 魔法陣を描いて そのうえで呪文……っていうか、英語を唱える。
だけど 俺は、言霊を操るのが格段に上手くて、得意で、だから 言霊に魔法を使わせてる。
まぁ、相当 魔力が強くないとできない芸当らしいんだけど。



