桜龍の奴等


「多分、原因はあると思う……けど、俺にはその原因が何なのかとかは 分からないし、できる限り 琴のことを守ろうと思う。」

爽の思いを聞いて、

「彩葉のこと、頼む。」

と仁は言い、そのまま ソファの上で寝てしまった。

「……暇だな。」

爽は、独り暮らしをしていて 昨日から倉庫に住むことになったので 引っ越し作業をすることにした。

流石に家にある机やタンスを持ってくることは無理だから 持ち運べるものだけを移動させた。

「……にしても、この倉庫 広すぎるだろ。」

爽は、自分用に割り当てられた部屋で呟いた。

ピーンポーンー