桜龍の奴等


屋上へと続く階段を駆け上っていく。

ギィー

「爽、居るか⁇」

海斗は、少し大きめの声でそう聞いた。

「ん"。」

爽は痛む頭を我慢して、声を上げた。

海斗は、声のした方へと向かった。

やはり、そこには爽がいた。