桜龍の奴等


黒蝶倉庫から、桜龍倉庫へと向かう海斗。

その途中、傷だらけの見た目を隠さないので 海斗は色々な人にジロジロと見られた。

ガシャンガシャンー
海斗は先ほどと同じように 倉庫のシャッターを鳴らした。

「……お前、その傷……」

仁は海斗の身体を見て、驚きを隠せなかった。

そう言ったものの、仁は分かっていた。

海斗が命懸けで黒蝶から抜けてきたことを。

「入れ。」

先ほどとは打って変わり仁はあっさりと海斗を倉庫内に入れた。