"無責任だったのは、お互い様だろ⁇" 爽は喉まで出かけた言葉を飲み込んだ。 莉乃はいつだって、寂しがっていた。 莉乃の両親も共働きで、家には居ない。 莉乃はいつだって、強がっていた。 本当の気持ちを隠して。 "莉乃の気持ちも知らないで、馬鹿みたいに働いて" 心の中で、爽は思った。