桜龍の奴等


爽は思わず、声を上げた。

それは あることが変わっていたから。
それはたった一つだけだが、その一つによって 大きく変わってしまうもの。

吊られる向き。

昼間は、手を縛られ 頭が上・足が下の状態で吊られていたのが 今では反対になっていた。

足が上・頭が下。

「……えっ⁉︎」

と声を上げた爽

「うるせー、黙れ。」

と言われ、口をガムテープでふさがれてしまった。