桜龍の奴等


そう思った爽は 下を向いた。

が、

「おい。」

その一言で、そうの期待はことごとく砕かれた。

声とともに頭に走った衝撃。

「いっ……」

爽は頭を抑えた。

「え……、翔太君。
そんなことしたら駄目じゃん。」

「いいんだよ、花音。

こいつ、ルール破ったんだから。」