青い記憶


ていうか、


私にとっては森本くんと一緒にいるのが当たり前すぎて、普通に食堂まできたけど…




食堂についてから周りの視線が痛い。





3年だけじゃなくて、1年生2年生からも。




「うわ、森本先輩だ。かっこいいな〜」



「隣にいるのって彼女さん?」



「ううん、彼女さんじゃないよ。彼女さんはもっとギャルっぽい人」



「え、じゃあ、どういう関係?2人でいて大丈夫なの?」



「もしかして別れたのかな?」



「えーだったらやばくない?この間まであんなに仲良さそうだったのに…」




後ろから聞こえる女の子たちの会話。


そりゃ、森本カップルは校内で有名だし、そんな森本くんと2人でいたら関係性疑われちゃうよね。



この子達は、1年生かな。


ヒソヒソ小さい声で話してるつもりなんだろうけど、真後ろにいたら流石に聞こえちゃうよね。




「別れてないよ」



『えっ?』




後ろの子達と私の声が重なる。



横を見ると森本くんが後ろを振り返って爽やかな笑顔を向けている。



驚いた顔からみるみる顔を赤く染めていく女の子たち。