青い記憶


最近、美優と森本くんのことばかり気にかけて、また晴くんとの時間が少なくなっていた。




久しぶりの休日デート。



それも、晴くんが珍しく1日オフになったから朝から1日一緒にいられる。




毎日部活漬けの晴くん。




晴くんは大丈夫だと言ってたけど、疲れているだろうからゆっくりさせてあげたくて、夕方まで私の家で過ごして、夕方から夜は外に出かけようと提案した。




__ ピンポーン…



玄関のドアを開けると笑顔で紙袋を持った晴くんが立っていた。



久しぶりの私服姿の晴くんに胸がドキっとする。




「おはよう亜美」




「おはよう。中入って」




晴くんが私の家にくるのは初めてじゃないけど、やっぱりいつも少し緊張する。




自分の部屋はもちろん、玄関もトイレもリビングも晴くんが来る直前まで抜かりなく掃除する。




お母さんには「いつもそのくらい家中掃除してくれたらいいのに」なんて言われるけど。