感動してほしい日本昔話

そのはたはとても綺麗で高く売れた。

女の人はとても喜んだ。

しかし薬を買うお金にはまだ程遠かった。

女の人ははたを織り続ける。

そして、

ついに最後の1枚となった。

その羽を持った女の人は傷だらけだった。

しかし、

ニコッと笑って最後の羽をかけた。

その時だった。

すっとその部屋のドアが開いた。

そこには寝たきりのはずだった男の人がいた。

そして、一言呟いた。


「綺麗だね」