「出ていって。捜査の邪魔……」 「おいおい。友達思いのいい子じゃねえか。そこまで言う必要はないと思うぜ」 そう言って詩音の肩に手を置いたのは、見たことのある大柄の男刑事。 「……阿部刑事!」 「ん?おおっ。久しぶりだな。たしか、ことなちゃん!」 「ことねです。」 「あ!そうだった、そうだった!あの事件以来だな!元気してたか?」 「お陰様で」 「阿部刑事。彼女は何なんですか?」 女刑事が阿部に詰め寄った。