「……いくら?」 「うーん。ざっと、10万?」 「そんな大金っ……!!持ってるわけないよ!」 すると、光の声色が変わる。 低く、恐ろしい声。 「なんだよ。お前の親、金持ちだろ。親から借りれるだろ!!」 「そんなこと言っても……」 親には縁を切られてる。 お金なんて……。 「分かった。舞は俺のこと嫌いなわけだろ?だから、金を借さないんだ」 「違うっ!!……わかったよ。何とかするから。」 「明後日までに、頼むよ」 電話を切ると、舞はその場に崩れ落ちた。