喫茶の謎解き意地悪紳士2



その日、葵は大学の中で孤立していた。

あんなに友達がいた葵のもとに、今は一人も友達がいない。

「あの葵……」

詩音が話しかけても、葵はスタスタと横を通りすぎてしまう。

どうすればいいものか。

詩音は午後になると、食堂に向かった。

いつものうどんを頼み、トレイにのせていつもの席に行く。

……が、しかし。

「おっ!やっと来たか!」

「遅いぞ」

……なんで?