「ほんとだったら最低だよね」 「にしても、瀬織さんがそんなことするとは思えないんだけど」 「ほんとだよ。遠山さんはやりそうだけど」 そんな会話をしながら散らばっていく生徒たち。 愛月が詩音の肩に手をおいた。 「詩音はそんなことしてないって信じてるから!」 「……ありがとう」 「私は、詩音の親友だからね」 "親友"。 その言葉に、本当の意味は存在するの? 詩音は何も言えず、ぐっと唇を噛み締めた。