喫茶の謎解き意地悪紳士2



「そういう問題じゃありません。部外者に行わせるような取り調べなんて……」

なおも抗議する綾華に叶亜がイラついた様子で答えた。

「僕は署長と知り合いなんです。許可もとってますから、安心してください」

「署長と知り合い……」

そう言われては返す言葉もないのか、綾華は渋々引き下がった。

叶亜は紳士のような笑顔で、阿部と取調室に入っていく。

「あ、あのっ……」

慌てて叶亜を呼び止める。

叶亜がゆっくり振り返った。

「私も取り調べに参加しちゃダメなんですか?」

「悪いが、君には無理だよ。彼女の身近な存在の君は捜査を撹乱する、邪魔でしかない」