「ホントに…?」

半泣きの状態で波未が聞く。

「うん」

何の迷いもなく海斗が答える。

「わ…私も…好き…」

波未がそう答えると海斗が波未に抱きつく。

「なっなななっ?!」

いきなりのことにパニック状態。