「悔しかったら捕まえてみな!! ベロベロベェー!!!」 そんな捨てゼリフを吐いて蛍が逃げる。 「んな… 待てぇいっっっっ!!!」 そんな子供っぽい挑発になんの躊躇もなく井上が乗り蛍を追いかけていく。 「あー…」 そして人魚と王子だけが取り残される。 「どうする?」 「どーしよーね… ほかっとく?」 「じゃぁ…あの2人はほっといてオレら抜けちゃおっか♪」