君を守るから。

「何があったの、怪我…してない?」

コツ…コツ…


「心配してくれてありがとう。私は大丈夫よ」

そっと微笑む


ライアンとは違いルイといるときが一番安心できる

ルイは私を裏切らないという確かな確信がある


ルイが右手を差し出した

その手の上にアスナは手を重ねる

その手を包み込むようにルイが左手を乗せる


「派閥なんて…なくなればいいのに」


「そうね…私は檻からでて仲間を探しに行きたいわ」


今頃遅いって言われるかもしれない


もしかしたらもうこの世界にいない場合もある


「いつ見つけられるか分かんない、けどあの人達は命がけで私を護ってくれた…だから私も命懸けで…」



「僕も手伝う、命懸けで!」


「何言ってるの?そんな事したらライアンに…」



「そんなのどうでもいい!僕は、君のことがっ…!」


「ありがとう…」