家に帰っても、状況はさして変わらなかった。 あたしの部屋には、二人で撮った写真とか りぃくんからもらったプレゼントとかが沢山置かれていたから。 これ、………全部処分した方がいいのかな………。 あたしはぼんやりそんなことを思って、小さく溜め息をついた。 今日そんなことができるほど、あたしは強くない。 仕方なくそのままベッドに腰掛け、天井を見上げた。 ………………そのとき。