バスケ部の試合は必ずと言っていいほど応援に行ったし、 りぃくんの部活がオフの日はよく二人で遊びに出掛けた。 お互いの家族も公認で、家で会ったりもした。 死にものぐるいで勉強して、りぃくんと同じ高校にも合格した。 泣いてた日も、笑ってた日も、いつも隣にいてくれたのはりぃくんだった。 りぃくんさえいてくれれば、どんな毎日でも幸せだった。 それくらいりぃくんは、あたしにとってかけがえのない存在だったのに。