purururu…
誰もいない部屋で携帯が鳴り響く。

ガチャッバタンッ!!

「またかかってきた…1日何回かけてくんねん…」
ブツブツ言いながら携帯を手にする女の子。

「はい…」
不機嫌そうに通話ボタンを押す。
「俺やけど、何してた?」
電話の向こうからはヤケにテンションの高い男の声が聞こえる。

「ご飯食べてた。何?」
さらに不機嫌そうに聞く女の子。