「悪い、しばらく寝かせてくれ。
17:00に起こしてくれ。」

それだけ言うと、本当に私を抱き枕にして、陽翔先輩は眼を閉じた。

睫毛、長……。

本当、綺麗な顔。
お父さん、お母さんの顔を見てみたい。
さぞかし、綺麗なんだろうな……。