お世辞なんかじゃない。

シックな感じの部屋。
私、こういうタイプの部屋……嫌いじゃない。

「何か飲むか⁇」

キッチン⁇に立って、陽翔先輩は私に尋ねる。
陽翔先輩、自分用のコーヒーを淹れてる。

「コーヒー……飲みたいです。」