「俺たちは、もう十分にNEVERで仲間と一緒に居る大切な時間を過ごしたんだ。

だから、少し早いけれど 総長 副総長 幹部の座を次の世代に譲る。」

陽翔は、下から琥珀の顔を覗き込んで言った。

「琥珀なら、できるよ。
皆から、慕われる最高の副総長に。」

陽翔は、笑った。
それに合わせて、琥珀も笑った。
だけど、その目にはやっぱり涙が浮かんでいた。