「悪い。 梨那が居てくれるなら、もう一生しないから。」 陽翔が私の目をじっと見て言う。 「うん、当たり前だよ。」 私は、笑った。 「そういえば、琥珀はあまり 最近遊んでないよね。」 「え、あぁ……なんか、遊んでも楽しくなくなってきた。 自分から、誘いに行ったりとかはもうしてねーから。 誘われたぶんには、応えるけど。」 琥珀が髪をクシャーとさせながら、言った。