「あ、これ 僕が書いた絵だ。」

陽向は、壁の絵を指差してそういった。

「そうだよ。
ヒナがクレヨンで落書きしたやつ。」

「懐かしいなー。」

陽向はそう言って、陽翔の部屋を見回した。

「失礼しますっ。
お茶と軽食を持ってきましたっ。」

誰かが、ドアの外でそういった。