「皆の前でキスはいいけど、それ以上は辞めてね。

一応 琥珀まだ勉強してるから。」

今 物凄く甘々モードだったのに、陽向の声で現実に引き戻された。

「救急箱持ってきましたよ。
陽翔も亮哉も手当て しますよ⁇」

凪兎は、机の上に救急箱を置いた。

「悪い、自分でする。」

亮哉は、そう言って 自分の傷口を消毒しはじめた。