何処まで来たのか、分からなくなった時に 1人の男にぶつかった。

「すみません。」

俺は、顔を上げずに謝り そのまま 走り続けようとした。

だが、男に腕を掴まれ、行けなかった。

「お前、何処から来たんだ。」

「………。」

急な質問に 俺は驚いたが、応えなかった。
応えたら、家に連れて行かれると思ったから。