翌日の同時刻…
校門前に集まったのは私だけ
そして目の前には昨日の男。
「おい。なんでお前だけなんだ?」
「みんな家の用事だなんだでおくれるんですってよ!」
楓はヴァイオリンと華道。雛は生徒会の残りの仕事。菫は塾。向日葵はフルート。杏子はピアノ。
そして私は、何もないのでここにいる。
だってね。みんなが行かないなら私も行かない!って言ったら、おまえのせいなのかもしれないんだから、ひとりで行って、情報をつかんでこい。って恐ろしい顔で言うから…(泣)
「何百面相してんだよ。キモいぞ。」
男は顔を青くしていった。
『うるさいわね!どうでもいいでしょ!
早く行こう…えっと…「千智」…千智くん』
私が名前を呼ぶとニコッと笑って
「君付けで呼ぶなよ。千智でいーから」
『わかったわよ!』
「んじゃ、行くぞ。俺の後ろに乗れ」
こうして、私は千智の後ろに乗りながら不安に包まれていた。
