暴走族と6人のお嬢様



『皆様、なにごとですか?もうすぐ授業が始まりますわよ。そんなに囲んでは迷惑がかかります。そのお方からお離れになられては?』

私がにこやかにそう言うと、そこにいた生徒たちは


「6roseの皆様方!御機嫌よう。はしたない声を上げてしまい申し訳ございません…」


「やはりお優しいのですわね、皆様!」

「申し訳ありません、私たちの勝手でこんなことになってしまい…」

と言いながら教室へ向かっていった。


『わかってくだされば良いのですわ。私もあなた方が理解していただいてとても嬉しいです…さぁ戻りましょう。そこのお方、大変申し訳ございませんでした。この学校に何かご用ですか?』


私がにこやかに微笑みながら聞くと


「何かの冗談か…それ。昨日とまったくちげーじゃねえか。まぁいい、
明日のこの時間にお前らを迎えに来る。ここで待ってろ。じゃーな、花奏」


花奏…私の名前の部分を強調し、男は去った。