no life no color





ハルさん……ハルさんには嘘はつきたくないけど
このことは黙って置かないと。



きっとハルさんことだから不良とつるんでると知ったら心配するだろう。




「今日はもう寝ろ…」



電気をリモコンで消し、ベットルームまで案内された。



ハルさんは違うところで寝るのかと布団をかぶったらハルさんも入ってきてびっくりしたけど
抱きしめてくれたので拒むこともできなかった。




「おやすみなさいハルさん」

「ユノ…」

「なんですか」




少し眠そうな声で私を呼ぶ。



「案外小さいなと思って」



158ある私はそんなに小さく思ったことはないがハルさんにとっては小さいのだろう。