この前言ったばっかだけど…
気持ちがはりさけそうだ…叫びたい。
ハルさんと一緒に行った展望台で叫んでやりたい
「もうウンザリ!」って
ハルさんに会いに、夜が栄えるあの繁華街に行こう
いつも通りホテル近くまで行こうとすると
「待ちなさい…」
その声と同時にホテルとは真逆の路地裏へ引きづり込まれた
「アンタがハルさんにいつも纏わりついてる女ね」
この人…見たことある。ホテルに行く際によくハルさんに話しかけていた人だ。
巻かれた明るい髪…ところどころにパールが飾られている。
ブランドのカバンを片手に私を見下ろす。
「一体誰ですか」

