no life no color





そんな私でも少し変わったことがある





「用事がある」といい倉庫に出入りすることを断って、あのネオン光る街に行くことだ。



頻繁には行かない一週間に1回くらいだ。




あの日会ってからあまり行って居らず、時間を開けて行ったら
「もう来ないのかと思った」と心配された。




そんな顔をさせたくないため、一週間に一回は来ようと決めた。



リキさんとシロさんにはバレたくないから、2週間に一回のときもある。





「今日はこれで」

「本当は毎日来てほしいけど、これまで何事もなかったし~たまにはいっか~」




リキさんは陽気な声で手をふって、帰っていった。



毎回コンビニまで送ってもらうのに、マンションに帰らないのは
申し訳ない。




けれど、ハルさんに会いたい。




その気持ちが強かった。