相変わらず無愛想に答えた。




「そうか」




そう言いタバコを吸い始めた
煙は夜のネオンへ消える。



大人な人......




「俺が怖くないか?」

「怖くないです」




だってさっき走ってきた私を心配していたから。





「いつでも来ていい」




そう優しい声色で言われた。こんな優しい声色は久しぶりだった。
いつもとげとげしい言葉ばかりもらうから




「ありがとうございます」



それを許されたら毎日行きたい



けど弱音を吐いてしまいそうだ。



”とあるグループから抜け出したいけど抜け出せない”と