no life no color





「私今日は早く帰りたいです」

「なんか用事でもあるの?」


探りを入れられるように聞かれた




「明日は小テストがあるので、少し勉強がしたいので」

「へぇ、以外と真面目なんだね。いじめっ子のくせに」



すごく刺すように言われた
あぁこの人も同じ学校に通っているのだ
その情報は入っているのだろう




悪びれもなく私の心境も知らないで言ってきたことに腹が立ったが
それを断れない自分も自分と思い言えなかった




わかったのはこの人たちは私をよく思っていないということ
でも倉庫にいれてくれるという訳のわからない関係




それにこの倉庫の人たちはみんな目が死んでいる
何かを待っているそんな目も持っている