「何?閉じ込められたの?」
「えっと…うん」
ふーんといいながらドアに目をやると、私の横に座って本を読み始めた。
えっ…何
息遣いが聞こえるほど静かな部屋でさ、横に座るとかさ…
怖いんですけどぉおおお!!
まだ本を読んでるからマシなんだけどね!?
チラチラと見られるのが鬱陶しかったのか、パタンと本を閉じて顔だけをこちらに向ける。
「あのさ、僕のことチラチラ見ないでくれる?」
「ごめん」
ふっと笑った堀宮くんは少し顔を近づけた。
「あいつもいないこの密室で好きな子と二人きりなんて、この先あるかないかってくらいのチャンスなんだよね。
こんなことも出来ちゃうんだけど?」
