『ほんと一にどうするんだよ。』

『今、代役さがしている』

『そういえば、放課後なると、出るらし
いよ。』

『何が』

『なんかね一、かわいい子が』

『はぁ?J

『でも、不思議なんだよ。見た人がさが
しても見つからなかったらしいんだ』

『それって幽霊?』

『でも、普通にぶつかったりしたり、
喋つたりするらしいんだ』

『へえ一。面白そう』

『クラスの子が言つてたんだけど
なんか見たことあるような感じがするっ
てさ。』

『ふぅっ。その子探してさ、舞台にでて
もらおうか。』

『はぁ?いるかもわからないのにさ。』

『大丈夫。あてがあるから』

『えつ?』

そんな、二人を余所に不適な笑を浮かべ
ていた。