四人の姫


「おっはよーー!」


私が前ココに来たとき座っていたソファーに腰をおろしたとき、ユウが入ってきた。


カイはそのまま、足を組んで座っているし、ショウは未だ雑誌を読んでいるのでユウは孤立状態。。。


「…おはよ、ユウ。」


仕方なく私が言ってあげた。


と、その瞬間、ユウが目に涙を溜めて近寄ってきた。


「…ユリちゃ~ん!」

「な、何?!」

「ありがとー!いつも誰も、おはようって言ってくれないんだー。やっぱ、言ってくれる人がいると嬉しいよね!」

「…そ、そうね?」