四人の姫


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「ど、どうぞ~…」

-カチャ

私が一声かけるとカイが不機嫌な様子で入ってきた。

「遅い。」

「う…ごめんなさい」


カイは部屋の真ん中のガラステーブルの横にドカッと腰を下ろすと煙草に火をつけた。


「…」

「…」


カイの事だから何か用があるんだろうけど…

ボーッとして煙草吸ってるだけだし。


それから暫くしてカイが煙草を吸い終わった。