そう言われたら、何も言い返せなくなった。
「だ…だったら、忍兄ちゃんの方から直してよ。
恋人同士になれたんだったら、私のことを“アサちゃん”って呼ばなくてもいいんじゃないの?」
半分苦し紛れに言い返したら、
「あー、言われて見たら確かにそうか…」
忍兄ちゃんが納得したと言うように呟いた。
それから、
「麻子」
私の名前を呼んだ。
呼ばれたとたん、私の心臓がドキッ…と鳴った。
好きな人に自分の名前を呼ばれると、こんなにも違うんだな。
容赦なく照らしている真夏の太陽よりも熱くなりそうな頬の温度を感じながら、
「――忍…」
私は、忍兄ちゃんの名前を呼んだ。
「うん、えらいね」
忍兄ちゃんは私の頭のうえに手を伸ばすと、ポンポンとなでた。
「だ…だったら、忍兄ちゃんの方から直してよ。
恋人同士になれたんだったら、私のことを“アサちゃん”って呼ばなくてもいいんじゃないの?」
半分苦し紛れに言い返したら、
「あー、言われて見たら確かにそうか…」
忍兄ちゃんが納得したと言うように呟いた。
それから、
「麻子」
私の名前を呼んだ。
呼ばれたとたん、私の心臓がドキッ…と鳴った。
好きな人に自分の名前を呼ばれると、こんなにも違うんだな。
容赦なく照らしている真夏の太陽よりも熱くなりそうな頬の温度を感じながら、
「――忍…」
私は、忍兄ちゃんの名前を呼んだ。
「うん、えらいね」
忍兄ちゃんは私の頭のうえに手を伸ばすと、ポンポンとなでた。



