ダンデライオン

「――イッタ…」

突然襲ってきた腹痛に、私は閉じていた目を開けた。

眠らなきゃと思っていたのに、いつの間にか私は眠っていたようだった。

私は横になっていた躰を起こした。

「アイタタタ…」

私はお腹に手を当てた。

よくわからないけど、お腹の下辺りがシクシクと痛み出している。

「何か変なものでも食べたかしら?」

そう呟いた後、トイレに行こうと思って自室を出た。

「イタタ…」

歩くのがしんどいくらいにお腹が痛い。

これはひどい腹痛と見たな。

「生理は先週で終わったから違うと思うけどな…」

呟きながらトイレに入ると、便器に腰を下ろした。