「たとえ赤の他人同士だったとしても、そこに強い絆があったら家族になれるんだよ。
…あれ、猫だよね?」
安部の手に持っている人形…と言うよりも、ぬいぐるみか。
「猫だね」
コック服を着た灰色の猫のぬいぐるみは、安部からノゾミちゃんに渡された。
「ああ、綿菓子早く食べないと」
忍兄ちゃんが思い出したと言うように言った後、綿菓子を口に入れた。
「もう、何で考えなかったのよ」
そもそも、綿菓子の屋台に連行して私にお金を出させたのは忍兄ちゃんじゃない。
心の中で忍兄ちゃんに毒づいて、綿菓子を口に入れた時だった。
「――えっ…?」
…あれ、猫だよね?」
安部の手に持っている人形…と言うよりも、ぬいぐるみか。
「猫だね」
コック服を着た灰色の猫のぬいぐるみは、安部からノゾミちゃんに渡された。
「ああ、綿菓子早く食べないと」
忍兄ちゃんが思い出したと言うように言った後、綿菓子を口に入れた。
「もう、何で考えなかったのよ」
そもそも、綿菓子の屋台に連行して私にお金を出させたのは忍兄ちゃんじゃない。
心の中で忍兄ちゃんに毒づいて、綿菓子を口に入れた時だった。
「――えっ…?」



