隣をみると
茶髪の髪に黒のメッシュ
これまたイケメン男子生徒に
突然話しかけられる。
「うん」
「へぇ…アンタこの状態、状況で
よく冷静にいられるな
アンタだけだよ
ぎゃーぎゃー騒いでないの」
周りをみると
確かに私と男子生徒だけ、平然と
椅子に座っている
「俺、新谷真代(あらたにましろ)アンタは?」
「黒田未央」
あら…た…にましろ…?
聞き覚えのある名前。
「宜しく、黒田」
「あぁ。」
何だ…何だか懐かしい
思い。何だろう
「お前なんか変わった。」
細い声が真代君から聞こえたが
一言言い返しても何も返事は来なかった。
