制服の裾で
涙を拭きながら
廊下、階段を全力で走った。
「ハァハァ…本当に私おかしいよ」
それに…ここどこだろう。
完全に迷ってしまった。
「このまま教室に戻るのは流石に行きづらいな」
とりあえずどこかに空き部屋がないか探そう。
歩くこと10分
目の前には会議室があった
ガラガラ…
運よく鍵がかかっておらず
誰もいない
しばらくココにいよう。
会議室の中に何故かカーテンで囲った個室があり
その個室の中には
ソファーがおいてあった。
「座ろ」
今頃クラスでは
何が起こっているのだろう
朱莉は何を思っている?
「流石に飛び出したのは
やり過ぎた…か。馬鹿みたいだ」
「見つけた」
